現代は、ストレス社会と言われており、心の疲労を感じる人が増えています。
そんな中で、音楽は人の心に色々な影響を与えています。音楽の作用を用い、人とコミュニケーションをとれるように、体系的な知識を身につけた人に与えられる資格があります。
それは「音楽療法カウンセラー」です。この資格は、時代が求めている資格と言えるでしょう。
目次
音楽療法の効果とは?
音楽療法という言葉を聞いたことはありませんか?音楽療法とは、音楽の力を利用し心身健康に導く治療法のことです。
音楽療法は通常、精神的に不安定な人や精神疾患のある人、認知症の人、身体や発達障害の人を対象に施術をします。
音楽を聴くことにより、心が穏やかになり、悲しい感情、楽しい感情、ポジティブな気持ちで生きていく活力の向上を目的にしています。
さらに、音楽を歌ったり奏でたりすることにより、脳が活性化され、身体にリハビリ効果を与えるという役割もあります。発達障害や認知症の人にとって、音楽は感性に問いかける性質があるため、良い刺激を与える効果が期待されています。
音楽療法の効果について認知度がまだ低いのが現状です。そのため、日本では保険の適用の対象となっていませんが、音楽療法の効果について科学的な証拠を示す動きも見られます。
これから治療の一つとして認知される日も近いかもしれません。
日本インストラクター協会(JIA)主催「音楽療法カウンセラー」とは?
日本インストラクター協会(JIA)主催の「音楽療法カウンセラー」は、普段の生活の中で自然と体験している音楽の力の基礎知識を習得しており、生活空間の中における音楽の役割や重要性を考え、空間を踏まえた音楽の考え方、利用法を身に付けた人に与えられる資格です。
また、普段の生活の中で感じることや、音楽の歴史、効果など色々な知識の内容を習得し、ライフスタイルの中における音楽の役割や重要性を考え、空間における音楽の考え方、利用方法を身に付けた人が持てる資格と言えるでしょう。
「音楽療法カウンセラー」の概要を見てみよう!
「音楽療法カウンセラー」の認定試験は、日本インストラクター協会(JIA)のホームページから申し込めます。必要事項を入力して送信すると問題用紙などが郵送されます。
受験料金の10,000円(消費税込み)を代金引換えで支払います。受験資格は特になく、試験は2ヶ月に1回(偶数月)に実施されています。
在宅受験のスタイルなので、外出が難しい人でも安心して受けることが可能です。合格基準は70%以上の評価を得ることです。
まとめ
「音楽療法カウンセラー」の資格を取得することで、セミナーや講座などで講師活動も可能です。この機会に資格を取得してみるのはいかがでしょうか?