音楽を有効活用するために、心理面での影響や効果的な音楽の選び方を知ることは非常に有益です。
音楽セラピーの需要も大きく、活用できる場面は意外にも多く存在しています。
音楽療法に関係する資格を取得するうえで、どんな知識が求められるのでしょうか?
目次
音楽療法ってどんなことを学ぶの?
音楽の力について心理的な側面や、数多の報告例などから学んでいきます。音楽の持つ癒し効果を知るため、リラックスさせる特定の音や音楽の例を取り上げ、実際にどのような効果があるか調べていきます。
音楽そのものでは病気を治療することはできませんが、その効果は実際に治療や服薬に匹敵するほどのものであることが知られています。
それほどまでに人体に影響を及ぼす音楽なので、特に戦時中ではその効果が研究されていました。音楽が治療に与える影響や、もしくは戦場での兵士の士気を高める効果です。
そのような歴史をさかのぼりつつ、音楽療法の原点や昔の人々が音楽をどのように医療や治療に用いていたかも振り返ります。
こんな音楽の知識も必要に・・・
音楽の原理も大切な要素です。音はそもそも、空気の振動によって耳に届く現象です。
そのため、あらゆる騒音も話し声も楽器の音色も同じなのですが、どうしてこれほどの違いを生み出すのか、その違いが心理や気分に与える影響はなぜ生じるかも考察します。
音楽の聴き方に関しても、ヘッドフォンやイヤフォン、スピーカーの仕組みや効果、最適な音楽の選び方、癒し効果を得るのに適した音楽など、非常に実際的な部分もカリキュラムに含まれています。
落ち込んでいる時とイライラしている時では必要な音楽や効果は変わってきます。あるいは朝にかけると効果的な音楽と就寝時にかけるべき音楽も違います。
体の状態やリズムに合わせて音楽を選ぶ方法や最適な例などを交え、幅広い音楽の活用方法を学習していきましょう。
通信講座なら安心!
音の基本的な理論はさらに続きます。fゆらぎやスペクトル、アルファ波といった何となく聞いたことのある単語から、モーツァルト音楽に関する研究や集団的・社会的効果、サブリミナル効果など普段はなかなか知ることのできない内容にも踏み込んでおり、音楽と音に関して一通り学習します。
特に通信講座の場合、分からない部分があっても専門の講師がマンツーマンで解答や指導をしてくれるサービスもあるため、これだけの内容でも安心して学習を進められるでしょう。
まとめ
音楽療法やセラピーは比較的新しい分野です。ぜひ資格を取得し、潜在的な需要に対する能力を培っておきましょう。