音楽が好きな方は、いついかなる時でも音楽をかけたくなるものです。
そうでなくても、外出中は様々な場面で音楽を耳にすることがあり、多くはBGMとして流されています。
音楽の持つ力もさることながら、BGMにどんな曲を選ぶのが最適か考えてみましょう。
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単純作業用のBGM
仕事や作業の内容は単純作業ですか?
もしそうであれば、何でもいいので、音楽を聴くことが勧められています。お気に入りの音楽の場合、頭を使わない繰り返しの作業を効率的に進める力があり、速く時間が過ぎていくように感じられ実際に作業も速く終わると言われています。
人は感情に左右される生き物であるという点を利用しているのが特徴です。気分が良ければ生産効率が上がる分、気分を良くする音楽を聴こうという訳です。
頭脳を使う作業の場合
では単純作業ではなく、勉強やオフィスワークなど、頭を使う作業の場合はどうでしょうか?その場合、インストゥルメンタル(道具、楽器の意)系やクラシックを聞くと作業が捗ることが発見されています。
なぜなら、これらの作業は、すでにその作業そのもので頭脳を使用しているため、歌詞が入っている楽曲では脳にさらなる負荷がかかり、効率が下がってしまいます。
しかし歌詞や歌声を含まない音楽であれば、気分に作用しテンションを上げてくれるものの、脳への負担が少ないため、余計なことを考えるより音楽の力を利用して作業に集中できるのです。
もちろん、最大限脳を酷使する仕事や作業などであれば、BGMすらシャットアウトするのが最善です。
運動などはどうか
運動やトレーニングで聞くBGMに関してはどうでしょうか?ご想像の通り、アップテンポで速めの曲、そしてそれなりの音量が最適ということが分かっています。
運動は当然激しい動きが含まれるため、聞く音楽も心拍数に似た拍数の音楽が最適だと言われています。ランニングなら適度にダンス系やハウス系の音楽を、高負荷の筋トレなど心拍数がかなり上がるものはさらに速い音楽が適しています。
もちろん、音楽は人それぞれの気分に作用するものですので、自分のパフォーマンスが最も向上する音楽を取り入れるのが最善です。音源も、目的に合ったものにしましょう。
リラックスするために緩やかな音量が良い場合は、遠くから音楽を流すのがベストで、エネルギーを得たい場合は近くで大きめの音量がピッタリです。
まとめ
BGMは私たちの作業やアクションの効率を左右する力を秘めています。その中でも自分に合うものを探し音楽を有効活用していきましょう。